こんばんは!RIN FXです。
今回はFXの世界でとても重要な指標の一つのプロフィットファクターですが、
EAのプロフィットファクターは重要なのか?
と、言うことについて書いていきたいと思います。
あくまでも、自分の考えに基づいて書いているものであり、
否定的な内容も含みますが、EAのプロフィットファクターを否定するものではありませんので、
一つの考え方として、ご覧いただけたらと、思います。
プロフィットファクターって何?
うちのグログを見て頂いてる人で、プロフィットファクターを
知らない人はいないかもしれませんが、復習として見てください。
プロフィットファクター(PF)とは、
一定期間のトレードで出した全利益(総利益)と全損失(総損失)の割合
の事です。
計算式は
総利益 ÷ 総損失=プロフィットファクター
となります。
なーんだ簡単じゃん!!
と思われるかもしれませんが、この数字はFXにおいてとても重要な数字です。
何故かというと、
プロフィットファクター1.0を超えるとトータルで利益が出ている!
という事が分かります!
あるロジックを使用してトレードした時に、FXの履歴などで、
総損失や総利益を算出しプロフィットファクターをだして1.0以上だったら
このロジックは使える!!
という事が分かります。
これはとても便利ですね!
FXにおいて、プロフィットファクター(PF)は期待値の高さになりますので、
ロジックの有効性を図る数値と考えて良いと思います。
EAにおけるプロフィットファクターとは?
FXにおいてプロフィットファクターはロジックの有効性を図る事が出来ると書きましたが、
裁量トレード以上に、自分でトレードしないEAでは特に注意しないといけない点があります。
ます、計算式は
総利益 ÷ 総損失=プロフィットファクター(PF)
ですね!
では、2つの例を出します。
(例)2つとも利益が10万出ています。
①総利益20万、総損失10万
②総利益110万、総損失100万
どちらも利益は10万です。
しかし、
①20万÷10万=PF2.0
②110万÷100万=PF1.1
となり、同じ10万の利益でもプロフィットファクターの数値が異なります。
同じようにEAを稼働して同じ利益を出しても、
プロフィットファクターが異なる場合があるのです!
しかし、プロフィットファクターが高いという事は、
そのEAの期待値が高いという事で、
損失が少なく利益を出すことができるEA
と言えるでしょう!
じゃあ、やっぱりプロフィットファクターは大きい方がいいじゃん!!
となりがちですが、EAにおいては、
プロフィットファクターが高いことによるリスクが存在するんです!!
プロフィットファクターが高すぎるEAは注意!!
では、「プロフィットファクターが高いことによるリスク’とは何でしょうか?
EAは作成する時に、過去の相場の履歴を使って、バックテストを行いながら開発していきます。
このバックテストであまりにも高いプロフィットファクターになっている場合、
過剰最適化(カーブフィッティング)
という現象が出ます!
これは、どういった現象かというと、
過去の相場に合わせすぎて、未来の相場に合わない!
という現象の事です。
折角、とても高いプロフィットファクターでも、実際に勝てないEAは
意味がないですよね!
EAのプロフィットファクターはどのくらいがいい?
では、EAのプロフィットファクターはどの位が良いのかというと、一概には言えませんが、
PF1.3~2.5程度
が安全といえます。
ただ、フォワードテストで高プロフィットファクターが出てる分には、今好調な時期という事なので
問題ありません。あくまでバックテスト結果でのプロフィットファクターの数値となります!
PF1.3くらいで及第点、PF2.0でリスクの少ないEAと言った感じでしょうか!
参考にして頂けると良いと思います!
まとめ
今回は、プロフィットファクターについて書いてみました。
EA選びにおいてプロフィットファクター信奉主義は危険
という事が分かっていただけたでしょうか?
自分はどちらかというと、
EA選びにおいては「リカバリーファクター」を重視するべき!
と思っています。
リカバリーファクターについては、追々書いていくと思いますので、
良かったら、引き続き見て言って下さい!
では、またね!!
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