こんにちは!RIN FXです!
今回はEAの販売ページ等で掲示されてるバックテストを見るうえで、注意点の一つ
スプレットについて書いて行こうと思います。
スプレットって何?
まずは、スプレットと言うのが何かわからないと始まりません。
「スプレッド」とはFX取引をする際の買値と売値の差のことです。
FX会社はユーザーが取引するたびにこのスプレット分の手数料を取ることで、
収益を得ています。
最近はドル円で0.2銭とかの僅かなスプレットで取引できるFX会社も出てきていますね!
当然ながら、スプレットの小さなFX会社を選ぶことは重要です!
コストは安い方が良いですよね!
どこを見ればいいの?
では自分の口座のスプレットはどうやって調べればいいのでしょうか?
まずMT4のチャートの画面で右クリックして、「ワンクリックトレード」
と言うのを選択してみてください。(オンラインの口座でないと表示されません)
このような画面が出たと思います。
このBUYとSELLの差がスプレットとなります。
ちなみにこの口座では、BUY110.115円、SELL110.099円なので
BUY110.115 ー SELL110.099円 = スプレット0.016円(1.6銭)
ですね!
それ以外にもMT4の気配値でも調べることができます。
これが気配値です!
これの画面の上で右クリックして
スプレットのチェックを入れると
気配値の右側に、現在のスプレットの一覧が見れますよ!
このスプレットはFX会社によって様々です。
また、時間帯や大きな変動があるときはスプレットが大きくなることがあります。
FX会社によってスプレットは違う
続いて、自分のFX会社がとの位のスプレットなのかはどうやって調べればいいか書いて行きます。
まず、一番簡単なのは、FX会社のホームページを見る事ですね!
特に国内のFX会社などはトップページに大きく書いてあったりします。
当然ながら、スプレットは小さい方が良いですが、
取引スタイルによっても変わります。
特にスキャルピングEAの場合は取引回数が多く、1回の利益が小さい事がおおいので、特にスプレットは注意しないと、利益が出ない事がありますよ!
比較的、国内のFX会社はスプレットが狭くて、海外のFX会社は大きい傾向にあります。
バックテストのスプレットの見方
では、EAのページ等で公開されているスプレットの見方について書いて行きます。
このバックテストの③の所を見れば、このバックテストのスプレットが分かるようになっています。
この場合はスプレット15(1.5Pips)ですね!
気を付けないといけない点として、
このスプレットの数字は、1ポイントは、0.1Pipsになっています。
この単位を間違えると全然利益が出ないという事があり得るので注意してください!!
バックテストのスプレットの確認の必要性
では、このバックテストのスプレットですが、注意点として、
自分のFX会社のスプレットよりも小さい数字でバックテストされていないか確認してください!
自分のFX会社よりもスプレットが小さい場合は、スプレットで利益が食われて、
利益が残らないことがあります!
酷いEAでは、スプレットの所が2とかになっている場合があります。
これでは、バックテストの結果が良くても、全然利益が残りません。
ちなみに、国内FX会社のスプレット0.2銭とかは最低スプレットなので、
ちょっと変動があると、すぐにスプレットが大きくなるので注意です!
バックテストのスプレットはどの位が適正?
それでは、公開されているバックテストのスプレットはどの位が適正と言えるでしょうか?
人によって見解は異なりますが、自分なりの基準を書いてみます。
EURUSD 1.5
GBPUSD 2
AUDUSD 2
USDJPY 1.5
USDCHF 2.5
AUDCAD 3
AUDCHF 3
AUDNZD 3.5
AUDSGD 4
EURAUD 3
EURCHF 2.5
EURGBP 2
GBPAUD 4
GBPCHF 3.5
NZDUSD 2
AUDJPY 2.5
CADJPY 2.5
CHFJPY 2.5
EURJPY 2
GBPJPY 3
NZDJPY 3
ZARJPY 2
こんな感じですかね!
ちなみに、すべてPips表示なので、
EURUSD 1.5 はバックテストでは 15 となります!
まとめ
今回はバックテストスプレットの重要性について書いてみましたがいかがでしたでしょうか?
自分のFX会社のスプレットがバックテストのスプレットより小さいのを確認するのは
もちろんですが、スプレットは変動するので、余裕を持たせる必要もあります。
それに酷いEAはスプレットが非常に小さく設定されている事もありますので、十分に注意してください!
スプレットを小さくすると簡単に右肩上がりのEAが出来てしまします。
これを悪用して販売してる人もいますので注意です!
それでは、今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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